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2011年 02月 02日
「プリズン・ブレイク」「24」に続いて、「LOST」もとうとう完結してしまった。
これで、このブログであらすじを書いていた3作品はすべて終了。 (「ダメージ)は途中で挫折してしまったので) 書くのはなかなか大変な作業だったから、ほっとする反面ちょっと寂しくもある。 それにしても、複雑多岐なプロットに加え、非常に多面的な要素を持ったこの作品のラストをどのようにするか、製作サイドは相当苦労したのじゃないだろうか。 私などシーズン2あたりから既に、このドラマはラストにどんな落とし前をつけるのだろうと、興味津々だったのだが。 期待値MAXで迎えたそのラストだったが、見終わった後、一体なんと評したら良いのか言葉に詰まるような内容だった。 素直~に解釈すると、別の世界で起こった事はすべて、ジャックの死に際の夢の物語とみるのが妥当なんではないだろうか。 でもそれでは、あれだけ難解な物理学の講釈を持ち出し、核爆弾まで爆発させて起こった事を変えようとしたあの騒ぎは何だったのと言いたくなってしまう。 それにラストで皆が教会に集まるシーンは、キリスト教的世界観が非常に色濃く反映されているようで、東洋人にとってはどうしても違和感がある。 尤も、作っているのはアメリカなんだし、このような複雑なドラマの落とし所としては妥当なのかもしれないが。 でも「ロード・オブ・ザ・リング」だってキリスト教の国が作った映画だったけれど、ラストに指輪が辿った運命は、キリスト教文化を持たない国の人間が見たって非常に納得できる内容だったじゃないの。 このラストが嫌いと言うわけではないし、それがどんなに大変な作業だったかも判るが、もう少し具体的な整合性があって、普遍的な終わり方をして見せて欲しかった。 期待値がMAXだった分、少々肩透かし気味だったことは否めない。 なにしろ、それまで全シーズンのDVDを買って最初から見直してみたい、くらいの勢いだったのが、このラストを見て気持ちが萎れた。 教会でジャックの父親が言う「お前にとって一番大切なものは、彼らと過ごした時間だ」という台詞も、こう言った視聴者の不満を見越してのことか、などという邪推までしてしまう。 エンディングには些か不満が残ったものの、私はとにかく上記のドラマの中では「LOST」が一番好きな作品だった。 無人島に飛行機が墜落して生存者がいるという設定のため、最初は単なるサバイバルゲームのような話なのかと思って見ていたのが、あにはからんや次から次へと起こる謎めいた出来事に、とにかく最初のシーズンからぐいぐい引き込まれた。 しかも、それに絡めて挿入されるフラッシュバックシーンによって、登場人物たちのバックボーンを知るにつけ、それぞれの人物に感情移入してしまって眼がはなせなくなってしまった。 フラッシュバックなど手法の面白さに加え、このドラマ、ジャンル分けすることすら困難なくらい、様々な要素が詰まっていて、他のドラマに比べて群を抜いて多重的な構造になっているところが、とにかく面白かった。 非常に強力なパワースポットである島を巡る人間たちの虚々実々の駆け引きは、単なるアクションドラマに留まらず、ある時は化学を題材にしたSFドラマであり、またある時は古代の神話か英雄伝説のようであり、そうかと思えばオカルトのような所もあり、それ以外にも哲学や宗教的な要素も盛り込まれ、それに登場人物たちの恋愛や親子の問題が濃密に絡んで、かつて見たこともないような世界が展開された。 そして次から次へと提示される数々の謎。 しかも、最初の頃に提示された謎が、第5シーズンくらいになってようやく明かされるというスパンの長い構造になっていて、もし視聴率が落ち込んでファイナルまで放映されなかったら、きっと気になって寝覚めも悪くなっただろうと思うと、ファイナルまでたどり着いてホントに良かったなと思った。 尤も、ファイナルシーズンでまた新たな疑問が芽生えたりもしてしまったのだが。 例えば、あの光を守る巫女みたい母親は、どうしてそのような使命を帯びるようになったのかとか、なぜ弟が島の外に出る事をあれほど禁じたのかとか、光の場所につけた歯車をまわすとどうして空間移動できるのかとか・・。 でも、非常に緻密でありながら抽象的というのがこのドラマの持ち味だったので、最後だけ合理的な終わり方をしたらそれはそれで不自然な感じがしただろうなと思うことで納得するしかないよな、と思わされたファイナルシーズンだった。 ※下記の広告はExciteの営業活動の一環として掲載されるもので、主催者が載せているものではありません
by chiesan2006
| 2011-02-02 12:04
| 海外ドラマ
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