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2011年 07月 11日
(採点はあくまで私の主観に基づいていますので、私のレベルが低いせいで理解が及ばす、伸びない場合も多々ありますので悪しからず)
5月に観た映画 おとうと (テレビ) 日本 70点 たぶん故意だと思うけど、山田洋二監督のアナクロ感満載の映画だった。(結婚式の前日のごちそうが鳥の丸焼きなのには参った。もしかしてオリジナルへのオマージュ?) つるべえはいろいろ受賞して確かに好演はしていたけれど、それ以外の脇役陣の方が印象に残った。(とくに弟の愛人役の女優さん) それにしても、日本独特の風習がてんこ盛りのこのような映画をベルリンで上映して、どんな訳がついたのだろう? ザ・ウォーカー (DVD) アメリカ 72点 正直言ってキリスト教徒でない人間、まして聖書も読んだ事がない私のような人間が見てもあまりぴんとこない。 主人公のイーライという名前の語源もよくわからないし。 有名俳優が出演するアクション映画以上の何かは感じられなかった。 久しぶりに映画でジェニファー・ビールスを見たのと、ゲイリー・オールドマンがまたいつもの役回りを演じていて、ああと思ったくらいかな。 マイ・ブラザー (DVD) アメリカ 77点 なんといってもアフガン戦争から帰って正気を失った兄役のトビー・マグワイアの熱演が見ものだが、戦地で冷酷な扱いをされて心が壊れたアメリカ兵の映画って、既視感が否めないし、アフガン人の描き方も雑だった。 娘役の10歳くらいの女の子が、大人顔負けの演技をして驚いた。大人に比べたら人生経験が全然少ない子供が、演技にここまで感情移入出来ちゃうなんて感動通り 越してちょっと気持ち悪いくらい。 カラバッジョ 天才画家の光と影 (DVD) イタリア・フランス・スペイン・ドイツ 75点 カラバッジョの本家本元のイタリアで作られた映画だけに、手堅い演出で映像も美しく、正に光と影の波乱の人生を送って夭折したカラバッジョの生涯を知るには最適の映画。 イタリア映画は時々観るけど主演の俳優は知らない人だった。 未見だけれど、デレク・ジャーマンの「カラバッジョ」と比較してみるのも面白いかも。 やさしい嘘と贈り物 (DVD) アメリカ 82点 ヒューマンドラマだけど最後にドンデン返しがあり、かなりおどろかされた。 主演が60年代の「スパイ大作戦」に出演していたマーティン・ランドーなのだが、おじいさんになってしまったなあ。 妻役のエレン・バースティンは流石の名演技だった。 家族にここまでしてもらえるなんて、主人公の老人は幸せ者だ。 脳内ニューヨーク (DVD) アメリカ 73点 「マルコヴィッチの穴」の脚本家の初監督作品なのだそうだが、かなりらしい作品ではある。 「マルコヴィッチの穴」は面白いという意見が多かったが、私はなんだか理屈っぽくって今ひとつ好きになれなかった。 この映画も似たような感じだ。 主演のフィリップ・シーモア・ホフマンは確かに名優だと思うが、時々鼻につくことがある。 冬の小鳥 (劇場) 韓国・フランス 79点 主演の少女は映画初出演なのだそうだが、その自然体の演技に驚かされる。 少女の目線で描かれているので父親役の俳優が、殆ど肩から下した写っていないところが面白かった。 とりたてて韓国映画のファンではないから良く判らないが、このような子供が主役の映画にもどこか怨念じみたものが感じられるのは韓国映画ならでは、なのではないだろうか。 最後に少し希望が見えるのには救われるが・・・。 ソフィアの夜明け (劇場) ブルガリア 77点 この映画は東京国際映画祭で注目されたのだそうだが、ブルガリアでは一年に数本しか映画がつくられないのだそうだ。 マイケル・ウィンターボトムあたりが撮りそうな社会派の青春映画といった趣の映画だが、なかなか見ごたえがあった。 日本にはあまり流れてこないブルガリアという国の状況などを垣間見る事も出来る。 主演のフリスト・フリストフという人は元々はアーティストでこれが映画初出演なのだそうだが、この映画の撮影終了直前に亡くなっている。 ブラックスワン (劇場) アメリカ 80点 感想はこちらをお読み下さい。 5月に読んだ本 プライマリーカラーズ/小説アメリカ大統領戦 アノニマス 81点 大統領の側近が主人公のアメリカ大統領選の内幕物で、当の大統領はクリントンを思わせる。 ほぼ一年間に亘る大統領戦の、紆余曲折する様が詳述されていて、ニュースなどでは知る事が出来なかった内幕がわかって面白い。 登場人物たちもそれぞれ個性的で、なかなか読み応えがあった。 アノニマスとは作者不詳の時に使われる俗称なのだそうだ。 Xのアーチ スティーヴ・エリクソン 76点 時代も場所も登場人物もあちこち飛ぶ上、過去の作品の登場人物なども絡んで話が錯綜し、かなりシュールな印象が否めない。 以前読んだ「黒い時計の旅」はなかなか面白く読めた記憶があるのだがこの小説は難解だった。 エリクソンを多く読み込んでいる読者は楽しめるのかもしれないが・・。 魔法 クルスとファー・プリースト 78点 これまた話が錯綜して、いかようにも解釈できる些か難解な小説だった。 トリックが複雑すぎてちょっとひとりよがりな感じがした上、そもそも「不可視人」という些か超能力者じみた人々が跋扈する内容からして、ちょっと好みから外れていた。 プリーストの作品は前回読んだ「奇術師」もかなりトリッキーな小説だったけれど、よりエンターテイメント性があって面白かった。 世界でいちばん美しい物語 「宇宙・生命・人類」 ユベール リーヴズ、イヴ コンパス、ジョエル ド・ロネー、 ドミニク シモネ 87点 原題は「世界で最も美しい歴史」というのだそうだ。れっきとした科学の本なのだが、フランスの出版物ともなると、題名までこじゃれている。 ジャーナリストでもある著者の、科学者へのインタビューという形式で書かれていて、私のような素人が読んでもわかりやすく、尚且つ宗教的な深遠さを感じさせられた。 科学の本を読むといつも、人間の営みのもろもろが何故か普段と違って見える。 千年の祈り イーユン・リー 82点 語り口は「その名にちなんで」のシュンパ・ラヒリに似ているが、こちらは時にヒューマンドラマ風であったり、歴史ドラマ風であったり、あるいは幻想的であったりと新人作家とは思えないイマジネーションに富んだ短編集。 母国語でない言葉で小説を書いて成功している作家は多いが、この人もそんな作家の一人だろう。 次回作も読んでみたい。 役にたたない日々 佐野洋子 95点 25年位前に出版されいまだに売れ続けている傑作絵本「100万回生きた猫」の作者で、昨年亡くなった佐野洋子さんが亡くなる直前に出版されたエッセイ集。 「100万回生きた猫」は出版されてすぐ位に読んで凄く感動し、今も持っている。 このエッセイも佐野さんらしいエッセンスに溢れ、役にたたないどころか読んで大いに励まされた。 思考解剖 小沢一郎 魚住 昭 (電子書籍) 81点 小沢一郎という政治家にはマイナスのイメージしか持ったことがないが、本当はどんな政治家なのか実の所良く判っていなかった。 この本を読んで、この人が何を目指しているのか少しわかった気がしたし、なるほどと思わされる面も少なからずあった。 だからといって、この人の手法を肯定する気にはいまだになれないが・・・。 本はボイジャーストアで売っているが、こちらにアクセスすると全文掲載されているもよう。 道理の前で 処刑の話 家のあるじとして気になること カフカ (電子書籍) 78点 青空文庫に収録されているカフカの短編をまとめ読みしてみた。 ショートショートといっても良いくらい短い作品なのだが、やはりカフカはカフカ。暗喩に富んだ不思議な世界観の作品たちだった。 青空文庫には「変身」などの長編も収録されているが、それらを読む前にちょっと読んでみると良いかも。 グランド・ブルテーシュ奇譚 バルザック 80点 近年次々と古典の新訳を発売している光文社から、バルザックの大作「人間喜劇」から抜粋した4作を収録して発売された短編集。 鋭い人間観察と精密な心理描写で有名なバルザックだが、今まで読んだことがなかった。 この本は4つの短編以外にも「書籍業の現状について」という評論や年譜なども掲載されていて、バルザックの入門書として読むには格好の一冊。 ※下記の広告はExciteの営業活動の一環として掲載されるもので、主催者が載せているものではありません
by chiesan2006
| 2011-07-11 17:40
| 映画と本
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