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2012年 11月 13日
Taka君について、思うところをちょこっと書いてみました。 ロックバンドONE OK ROCKのTakaは1988年、歌手の森進一、森昌子夫妻の長男として渋谷に生まれる。 森進一は女優の大原麗子と離婚後、森昌子と再婚。41歳の時に生まれた貴寛を筆頭に、その後二人の男の子を授かる。 父、森進一の本名は森内 一寛。 父は子供にそれぞれ貴寛、智寛、寛樹と、自分の名前の一字を取って命名。 あるインタビューでのTakaのことば。 「親父は家族に対する思いが凄く強い人。自分が苦労して育ってきているので、理想の家族を作り上げる事に対して妥協が一切なかった。」 Takaはその後、慶応の幼稚舎に入学する。 おなじインタビューでのTakaのことば。 「他の小学校の入学試験はすべて落ちた。慶応には親のおかげで入れたようなもの」 でも、親の七光りで慶応に入学できるなら、他の学校にだって通用しそうなもの。 慶応がTakaを受け入れたのは、単に七光りだけだったのだろうか? 小学校の時のTakaは、運動会などのイベントの時だけは頑張る、目立ちたがり屋でやんちゃで勉強嫌いな子供だった。 その頃からTakaにとって、家は決して居心地の良い場所ではなかったようだが、Wikipediaの森進一の項によると「3児を授かり非常に仲睦まじい森夫妻の在り方は、一般に理想的な家庭像・夫婦像のイメージとして広く認知されるようになった。」とある。 やがてTakaは、Taka自身の言葉に寄るとアメリカン・スクールという位に英語教育の盛んな、慶應義塾湘南藤沢中学進学する。 この学校には多くの帰国子女が通っているほか、海外の提携校との間で短期の交換留学なども行われていたらしい。 更に中学一年の時、Takaはあのジャニーズ事務所に入る。それが誰の思惑によるものかは良くわからない。 実情はともかく、人からは先のように見られていた森家に変化が訪れるのは、Takaが中学に入学したこの頃からだ。 ちょうどその頃、結婚以来芸能界を退いていた母、森昌子が、父親と共にジョイントコンサートを行うようになる。 一方、中学生になったTakaはそれまでの鬱憤を晴らすが如く、激しい反抗期に突入する。 髪を金髪に染め、ピアスを開け、外の友達とつるんで学校にも行かず・・・。とうとう両親ともども校長に呼ばれ、挙句父親に殴られる。 ただ、ジャニーズ事務所でのTakaは、流石に有名歌手の息子だったせいか、ジュニア時代からテレビでソロで歌ったりもしている。 そして中学3年生の時、アイドルグループNEWSのメンバーに抜擢される。 ところが、こちらのサイトによると、その事が父親の森進一をも巻き込んだひと悶着に発展してしまったというのだ。 以下、そのサイトの引用 『NEWSの結成に当たり、両親が大物歌手という話題性の大きな森内が参加するとなると、グループの中心的存在が森内になってしまう為、それまでジャニーズJr.の中心人物だった山下智久含む「Four Tops」のファンの間では、森内の加入を反対する者が非常に多かった。 そして、父親である森進一の公式サイトの掲示板に苦情の書き込みが殺到。 その結果、掲示板が閉鎖に追い込まれるという事態が起こっている。』 MUSICAの9月号のインタビューでのTakaの発言に以下のようなのがある。 「だって本当に嫌われてたんですよ、昔の俺は。急にポンっと入って前に出てきたっていうのもあるんでしょうけど、あまりにも嫌ってくるので。」 この発言にはいつ、誰に、といった内容は含まれていないのだが、上記の記事から推して、それがNEWSのメンバーだった当時のことなのは間違いないだろう。 そしてその後、今度はTaka自身がNEWSを脱退せざるを得なくなるようなスキャンダルが発覚する。 その事に関する上記のサイトの記述の引用 『2003年11月30日に発売された雑誌「BUBKA」(2004年1月号)にて、当時まだ 15歳の未成年であった森内の、喫煙・飲酒写真や、ベッドに女性と上半身裸で寝ている写真などが掲載され、一大スキャンダルとなる。 』 このような写真が掲載されたからと言って、そこで何があったかはそこに居た人間以外は知る由もないが(その頃、Takaはまだ相当荒れた生活をしていて、女の子についても片っ端から行っていたと言っているので、世間の人々が想像した通りの事が起こった可能性も否定できないが、それにしてもこのような写真を雑誌に持ち込んだ人間がいるという事自体、Takaにとっては相当ショックなことだったろう)、結局これが原因で事務所も止め、父親とも揉めて家出してしまう。 ただ、この頃森家では、Takaの問題に加え夫妻の間でも深刻な問題が発生していた。 Wikipediaによると、「これまで森進一との夫婦関係は良好なものであったが、夫婦共演形式でのジョイントコンサートの継続は、主婦業と仕事を両立させようとする森昌子にとって心身ともに大変な負担となった。このジョイントコンサートが大元の原因となり、夫婦の溝が深まっていった」とある。 結局夫妻は2005年に離婚する事になるが、やはりWikipediaによると、その際「親権を長男が昌子側、次男と三男が進一側で持ち、養育権は三人とも昌子側とすることを進一が提案し、昌子が同意した」とある。 このことに関して「長男は事実上進一から勘当されたものとみられる」といった記述もあるが、これに関してはTakaがバンド活動を始めるにあたり、自主的に音楽学校に通っていた際、「親父が気を遣って(自分を)紹介してくれて、話がまたおかしな方向に行き出した」と言っている。 勘当した息子にそこまで気を遣う親もいないだろうから、この記述の信憑性には些か疑問が残る。 いずれにしても、「いまだに森内っていわれるとびびるんですよ。これは前の職業のトラウマですよね」と自ら言うほど、ジャニーズ事務所在籍当時起こった出来事は、Takaの心に深い傷を残したようだ。 そしてまた、「一般に理想的な家庭像・夫婦像のイメージとして広く認知されていた」といわれていた森家自体も、上述のように瓦解してしまった。 その後家出したまま自立したTakaは、Toruに誘われONE OK ROCKに入る。 思春期を平穏に過ごした若者がロックバンドを組んだところで、気持ちの部分でロックと言えるようなロックを作れるとも思えない。 Takaは胸に一杯いろいろなものを、それこそ吐きたくなるくらい溜め込んで、それをロックという音楽に託した。 デビュー・シングル「内秘新書」の歌詞 「犯した罪の数が寂しさを物語ってんだよ そしたら大人はそれ見て、すべてを悪く言うんだろう 言えない、見えない、見たくもなくない?だから飛べるはずない しょうがないっちゃしょうがないけど本当はそうじゃない」 人間は多かれ少なかれ心に痛みを抱えているし、だからこそTakaのように素直に自らの痛みを表現するアーティストには、聞く側もやっぱり素直に感応するのだと思う。人間、痛々しさには弱いのだ。 だから尾崎豊は圧倒的に人気があった。 2010年に発売された「Nichiシンドローム」の収録されている「Nobody's Home」の歌詞 「 How are you doing? そんな風に言えるのにも時間が掛かったね いつだってここには温もりや優しさが僕を包んでくれた場所 けど僕は何度も裏切ってきたね I just say 心から I’m sorry 今やっと気づいたよ Nobody's Home year Nobody's Home year 何もかも捨てて飛び出したあの日 思い出せば僕の背中をあの時も強く押してくれてたんだね 気づけばばらばらになってたんだ どうすることも出来なくて、ただ悔しくて 求めてた親の夢、欲しかった僕の夢 交わる事はなかった現実 けど言える事があるの 離れても揺るがないものはある Nobody's Home year Nobody's Home year たとえ形が崩れてなくなっても 目には見えないもので必ず、 僕ら生きる限つながっているから Nobody's Home year Nobody's Home year 本当に迷惑ばかりかけてきたから、いつか必ず、越えて必ず 僕の見せたい景色見せるから Nobody's Home year Nobody's Home year 心から愛しているよありがとう」 これは言うまでもなくTakaが両親に宛てて書いた曲だが、悔いた所で、感謝した所で、最早家には誰もいない、とこの歌詞は告げている。 両親に愛を告げながら、でも家には誰もいない、と。 現在は好きな仲間とバンドをやれて、多くの人から支持されて、楽しくて満足しているとTakaは言う。 でも、一番新しいシングル「Beginning」に収録されている、本人がメモ程度に書いたという「欠落オートメーション」の歌詞は 「いつ、どんな時、どんなタイミングで 僕はそれを失ってしまったんでしょ 深層心理を探った所で何の意味もなくて 腐って堕ちた果実、狂って実った現実 月が照らし出した方角、時に忘れそうな感覚 みんな全部背負い込んで、気づきゃもう今日が終わっていて 求めてた日々はこんなもんだっけ?」とある。 MUSICAのインタビューでTakaは、ステージに立つ人間として「頑張れよ、俺らも頑張るからさ!」と言う意味の言葉を発した時、自分の言葉で自分が打ちのめされて感極まって泣きたくなる、というような意味の事を言っている。 Takaの書く歌詞に自分を重ね合わせて背中を押されるように感じる人は多いと思うが、でもTakaはあくまで自分の事だけを歌っているのだろうし、押している背中も実は自分の背中なのではないだろうか。 おなじインタビューでTakaは、ステージで、「俺が死んでもいいからぶつけて来いよ」と思う瞬間がある、と言っているが、それもやはりオーディエンスに強く背中を押して欲しいという気持ちの現われなのではないだろうか? 「Nobody's Home」には「いつか必ず、越えて必ず」という歌詞があるが、いつか必ず何を越えるのかといったら、それはきっと父親であり、父親を凌駕する存在になるためにTakaは目標を非常に高く置いている。 強権的で名声のある父親を越える事で、Takaは心の安らぎを得ようとしているようだし、ワンオクのTakaになることによって、かつて森内貴寛だった時代のトラウマを何とか克服しようとしてるようにも思える。 人間と言うのはまことにやっかいで、だからこそ愛しいのかもしれない。 Takaは周りの状況が変わってきた現在、そろそろ世間に中指を突き立てるのは止めようと思う、と言っているが、世間にはまだまだ中指を突き立てたくなるような事が山のようにあるはずだ。 ただ、ジョン・レノンの世間とTakaの世間は違うのだ。 MUSICAでおなじみの音楽ジャーナリストの鹿野 淳氏は「現在の時代観や世代観なきロックシーンの中で、あくまでもワンオクは「自分観」を押し出すやり方でマイジェネレーションロックを築いた」と言っている。 ただ同時に、「この人は巨大なメッセンジャーになるな、と思った」とも言っている。 Takaは自身の胸の内のネガティブさをエネルギーに、アグレッシブにポジティブにロックシーンを突っ走っている。 Takaが、越えて必ず、見せたい景色を見せてくれる日もそう遠くないはずだ。 以上、Taka君に関する雑文でした。 参考にしたサイト Wikipedia 森進一 森昌子 森内貴寛 ONE OK ROCK エディプスコンプレックス ジャニーズ百科事典 慶応義塾湘南藤沢中等部・高等部 ONE OK ROCKの歌詞一覧リスト 参考にした雑誌 ROCKING’ON JAPAN June 2012 ROCKING’ON JAPAN November 2012 bridge spring 2012 MUSICA August 2011 (電子版) MUSICA October 2011 (電子版) MUSICA June 2012 (電子版) MUSICA August 2012 (電子版) MUSICA September 2012 ※下記の広告はExciteの営業活動の一環として掲載されるもので、主催者が載せているものではありません
by chiesan2006
| 2012-11-13 02:39
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