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2007年 01月 05日
明けましておめでとう御座います。2006年もあっという間に終わってしまい、2007年が明けてしまいました。全く速いったらありゃしない。だからと言って時間をさかのぼる事も巻き戻す事も出来ないので、今年こそ後悔しないように過ごそうなんて年頭にはいつも思うんだけど、そんな事出来たためしがない今日この頃です。
さて、ブログの書初め何にしようか考えてみて、映画がらみのネタだったら去年はやっぱり007に尽きるなあと思い、お正月早々ダニエル・クレイグのDVDをまとめて借りて、ダニエル漬けになりました。 そもそもダニエル・クレイグという名前が我脳みそにしっかりインプットされたのが、なんと言ってもこの新ボンド誕生のニュースの時が最初で、「トゥーム・レイダー」に出ていた人といわれても、うろ覚えで顔も思い出せない始末。 というわけで、「ジャケット」「レイヤーケーキ」「アークエンジェル」「Jの悲劇」と、過去に観た「トゥームレイダー」「ロード・トゥーパーディション」も含め計6作品をこの順番で観ました。 映画ファンなら知っている人は多いと思うけど、ダニエル・クレイグが新ボンドに決定した時にネット上で、ダニエルに対する嵐のようなバッシングが起こった。でも「トゥーム・レイダー」に出ていた俳優って聞いたとき、正直言って私も「なんで?」って思った口です。(尤も私は、前のビアーズ・ブロスナンの時もそう思った)私のおぼろげな記憶では、確かそんなに素敵な人ではなかったような気が・・。 で、こうやって色々ダニエルの映画を観てみても、やっぱりどう見ても二枚目には見えないなあダニエルは。それに実年齢より老けて見えるし。もちろんどういった顔を美しいと感じるかは人それぞれだと思うけど、少なくとも私個人の基準では味のある顔ではあるけれど、お世辞にもハンサムだとは言えません。 ダニエルの外見で特筆したいのは、むしろその首から下。肉体の美しさ。今回観たDVDでは「トゥーム・レイダー」が一番古い映画で2001年公開の作品。前に見た時には目に留まらなかったんだけど、この映画のシャワーシーンで既にダニエルは実に見事に鍛えられた体を披露してる。覚えてもいないんだから大した事ないんじゃないの、と言わないで欲しい。だってこのシーン、映画の本筋とは全然関係ないし、むしろダニエルの綺麗な体をスクリーンで見せるためだけに挿入したんじゃないかと思えるようなシーンなんだもの。元々私はそういう事にほとんど興味がないので印象に残らなかったけど、このシーンでこの体に目を奪われた女性(もしかして男性も)少なからずいたんじゃないでしょうか。 これはまあ私の見解なんですが、こうやって日ごろから鍛えて体作りをしているのって、ヨーロッパの俳優よりアメリカの俳優に多いと思う。それはなぜかっていうと、ヨーロッパでは体より個性や演技力が評価されやすいけど、アメリカではマッチョな肉体が賞賛されるから。それに俳優同士の競争もきっと厳しいだろうしね。 で、ダニエルがどうしてこんなに体を鍛えているかっていう私なりの推測は、ただ好きだからかもしれないけど、やっぱりハリウッドを見据えてのことだったんじゃないかな。 とにかく今回見た作品の中で、ダニエルは終始非常にシャープな体をしていた。それはたとえ服を着ていてもわかるくらい。 私がこの頃のダニエルの外見に関して思ったことは「なんかボクサーみたい」って感じだなあ。体脂肪率は絶対低いだろうし、鼻もちょっと潰れ気味だしね。たとえばダニエルが俳優だって言うことを隠してボクサーショーツはかせて、リングに立たせてミドル級のボクサーです、とかって紹介しても全然嵌っちゃうよ、きっと。 でもさらに驚いたのは、「カジノ・ロワイヤル」で海から上がって来た時の体が、それまでの「ボクサー」から「ボディービルダー」みたいに大きくなっていた事。インタビューでは3ヶ月間、週に5日鍛えましたと言っていたけど、きっとそれ以外にも筋肉をつくるためにプロテインなんか一杯飲んだに違いない。 もともと鍛えた体の持ち主だったダニエルをさらにここまで鍛えさせたのは、やっぱりバッシングの影響だったんじゃないかな。 ボンドの候補に上がった時からのダニエルのコメントを追ってみると、最初は候補になった事を楽しんでいる風だったのが、バッシングが激しくなった頃には「ぼくは本当はボンドになんかなりたくなかった」といった弱気な発言に変わっている。 そりょあそうだよね。40歳も近い、すでに映画業界ではその実力が認められている俳優が、主にその外見のことでばかげた批判にさらされるなんて。 「あの中で言われているようなことは、子供の罵りのようなものだけれど、実際に言われれば傷つくものだ。間違っているよ。そういう人たちを黙らせる唯一の方法は、この役を上手くやりこなすことだ。僕自身ほどそれを感じていた人はいないよ」雑誌のインタビューでダニエルはこう語っている。 演技やアクションに関しては、俳優がいくら頑張ってもどうにもならない部分もある。最終的な判断は監督に委ねられているから。でも、役に合った体作りは俳優個人の意識の問題で、だからこそダニエルはバッシングを見返すために徹底的にこだわって体を作って、映画の中で披露したんじゃないの。バッシングはなにしろ外見に関するものが多かったみたいだから。これが、一流の俳優の心意気ってもんじゃないんですか。かっこいいぞダニエル。 ここまで外見のことばかり書いたけど、ダニエルが200人以上の候補の中からボンドに選ばれたのは、当然のことながらその外見のせいばかりのはずがない。今回ダニエルの出演作を観ても、その演技力は素晴らしいし、演じている役柄も様々、したがって経験も豊富。それに少し早口で明快に話す口調と、きびきびとした切れのある動作も小気味良い。そして又なんといっても今回のボンド役では重要なポイントとなる、繊細さや人間臭さがあるし、不良っぽいと同時に大人のエレガンスも備えてる。もちろん脱ぐ脱がないにかかわらず、セクシーだしね。 さらに、私の観た作品の中では多少のアクションはあるものの今回ほどの激しいアクションを演じている作品はなかったにもかかわらず、007のアクションシーンはほとんんどスタントなしで自分でこなしたとコメントしている。つまり身体能力も高い。(このことに関しては「階段での格闘シーンは夜悪夢を見るほど怖いと思ったが、やるしかなかった」と語っている。でも、びびってる感じなんか画面には全然現れていなかった。ご立派) ダニエルと同じイギリスの俳優で、ボンドの候補にもその名が挙がっていたクライブ・オーウェンは、BBCニュースの中で「映画が公開されたら、彼を選んだのは素晴らしい選択だったとわかるだろう」と語ったが、全くその通り。 おかげでこの映画は過去のシリーズの成績を塗り替え、歴代トップの興行収入を挙げているとか。それはダニエルだけの功績ではないけれど、スマステーションの映画コーナーで「007」好きの稲垣吾郎に「今までのシリーズを全部ダニエルクレイグで作り直して欲しい」と言わせてしまうほど今回のダニエルボンドは良かった。次回作もダニエルで決まったそうだけれど、本人が嫌がらない限り当然でしょう。 もちろんこの興行成績には、バッシングした連中は貢献してないはずだけど…。こんな面白い映画を観ないなんてお気の毒様。 長くなったので、観たDVDの感想はまた次回。
by chiesan2006
| 2007-01-05 13:39
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