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2007年 01月 25日
(多少ネタバレ含みます。)
今日はレディースデイだったので久しぶりに1日に映画を2本観た。 最初はブルース・ウィリスとジョシュ・ハートネット主演の「ラッキーナンバー7」 ギャングから借金をしていかさま競馬に掛け、全額すってしまって家族皆殺しにされる男の話から物語が始まる。 テレビでおすぎが最初の1時間位は何の話かさっぱり判らないのに、最後になるとぴたっとつじつまが合ってすんごく面白いのよ、と言っていた。 最もわたしはジョシュの正体はかなり最初の方でわかっていたので(でも大抵の人はしばらく見てれば判ると思う)最後も大体予測できたけど、ジョシュとブルースの関係は意外だったな。あとルーシー・リュウがどういう人間なのか、敵なのか見方なのかが良くわからなかった。ルーシーは可愛かったけど、日本の女子高生みたいなファッションがなんだか風俗嬢みたいだった。 とにかくこの映画は最後にあっと驚く展開が待っていて、なかなか面白かった。 2本目はアカデミー作品賞にノミネートされたマーティン・スコセッシの「ディパーテッド」。 2002年の中国映画「インファナル・アフェア」のリメイクで、当時史上最高額でハリウッドがリメイク権を獲得した事で話題を読んだ。この映画は前に観ている。 トニー・レオンとアンディ・ラウ主演のオリジナルの記憶がそんなに鮮明に残っている訳ではないけど、それでもかなり面白い映画だったという印象はあった。 今回は監督がスコセッシだしとんでもない豪華キャストだし、150分という長丁場を感じさせない緊張感なんて書いてある映画評もあったし、だもんですんごく期待して観に行った。 でも全然だめだった。連続した緊張感がだんだんマンネリになって1時間半位たったころからいらいらし始め、あとはほとんどいらいらしっぱなし。リモコンがあったら早送りしたい位なもんだった。 よっぽど途中で出ようかと思ったけど、最後だけが気になってどうしても出られなかった。 とにかくなんでこんなに長いのか納得出来ないのから始まって、 なんでこんなにジャックニコルソンの出番が多いのか納得出来ない。しかもなんてオーバーな演技。 なんでこんなに人の事を殴ったりののしったりしするのか納得出来ない。 ボストンマフィアが中国相手にコンピューターのチップみたいなもんを商っているのが納得出来ない。 マーク・ウォルバーグがなんでデュカプリオをこんなにいじめるのか納得出来ない。 登場人物同士に感情的なつながり殆ど無いのが納得出来ない。 なんで最後にこんなに畳み掛けるように人が死ぬのか納得出来ない。 こんな女医との三角関係オリジナルにあったっけ、等々・・。 で、家族が「インファナル・アフェア」のDVDを持っているので帰ってからさっそくもう1度観た。 やっぱりこっちの方がぜ~んぜん良い。アジア人は細やかで情があっていいなあなんて、普段は中国人の悪口結構言ってるくせに急に中国贔屓になったりした。 アンディ・ラウはマット・デイモンの100倍位素敵だし、 トニー・レオンと女医さんの関係、アンディ・ラウと恋人の関係はとてもアジア的で共感できるし、(やっぱり三角関係なんてなかった) 潜入捜査の緊張感だけでなく、それぞれの人間関係が情緒的に細やかに描かれているし、 暴力描写も少なく下卑た言葉も使わない。 要するにスコセッシはオリジナルのエッセンスを全然汲み取っていない。この映画はアイデアだけをオリジナルから取った、全く別の映画だ。 なんか肉食動物と草食動物の違い、狩猟民族と農耕民族の違いみたいな事まで感じてしまった。 インファナル・アフェアとは無間地獄というような意味らしいが、判りにくせいか「The Departed(死んだ人びと)」という題名になった。 スコセッシは嫌いじゃないけど今回はだめだった。こんな醜悪な映画がアカデミー賞にノミネートされ、オリジナルより稼ぐのかと思うと何だか悔しい。
by chiesan2006
| 2007-01-25 00:50
| 映画
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