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2007年 12月 08日
(超ネタばれ)
観終わりました、24シーズンⅥ。今回の敵は、またもやアラブのテロリスト。 対するジャック・バウアーは中国から帰ってきたものの、拷問されてもうぼろぼろ状態。だったのは最初のうちだけで、あっという間に回復してハードに敵と対決するんですねえ、今回も。 相変わらず体丈夫だぁ。 前回は原発が狙われたけど、今回の攻撃はより直接的。なにしろ核兵器がテロリストの手に渡ってしまうんだから。 それが使われるのを阻止するために、政府は元テロリストのアサドと取引する。その指揮を執るのはデビッド・パーマーの弟ウェイン・パーマー大統領。 今回最初のショックは、かつてアサドに多くの部下を殺害されたCTUのカーティスがアサドを殺そうとする時に起こる。 元テロリストだとはいえアサドは核攻撃を阻止する切り札なんだから、絶対殺させる訳にはいかなかった、とはいえ、ええっそりゃないじゃんって思わずうなった。 そこまでしたのに、なんと核兵器が使われてしまうんですよ、今回は。もう究極の展開。こんなんじゃなんのためにCTUがあるんだかわからない。解散して新しい組織作るしかないと思うけど。 そしてテロリストにそれを売り渡した張本人が、なんとジャックの弟のグラハム。ジャックは口を割らせるのに実の弟を拷問する。ジャック・バウアーでなきゃ、出来ないさね、こんな事。 故意にではない、などとうそぶいていたけど、相当な悪だったねこの弟。 ところがさらに、グラハムを影で操っていた人物がいたんじゃありませんか。それがジャックの父親、フィリップ・バウアー。なんじゃ、そりゃ。 全く、バウアー家っていうのは一体どういう一家なんだか。 しかし、この父親だからこそジャックみたいな人間が育ったのかもしれない、とも思った。ある意味ジャックも普通じゃないから。 この父親を演じている俳優、映画の「LAコンフィデンシャル」にも出てましたよ。ジェームス・エルロイのLA4部作の中の究極の悪役、ダドリー・スミス役で。 警部のくせに悪にまみれて、ばれそうになると部下の刑事役のケビン・スペイシーの事、いきなり撃っちゃったりするんだ。 今回は究極の反社会的人格者。自分の関与を隠すため、息子のグラハムを・・・・・・。 そして今回も政権内に起こる、著しい不協和音。毎回毎回、もうお約束状態。またもや大統領が狙われ、一時危篤状態に。 そこでピンチヒッターに立った野心満々の副大統領のダニエルズ。これがまた、凄い濃いキャラの上、顔がでかい事。 そして、主席補佐官のトム・レノックス。この人最後の最後まで見方なんだかどうか良くわからなかったねえ。悪く言えばずる賢い、良く言えば非常に知恵が回る。まあ、政策を実行するには、こういう人が是非とも必要なんでしょうが。 終始冷静で、ほとんど表情を変えないトムが、副大統領が美人秘書と深い関係にあると知った時だけ、眼がまんまるになったのには笑っちゃった。 一方、CTU内部にもいつものように恋愛がらみの揉め事が。これもほとんどお約束ですね。 今回はアラブ系の美人上級捜査官ナディアに、絡む相手の男性は分析官のマイロと現場捜査官ドイル。 マイロは何故か途中から捜査に加わったドイルを毛嫌いするんだけど、実はなかなかいい奴なんだよね、ドイルって。 それに気付いたナディアとドイルが急接近。ナディアに気のあったマイロは、気が気じゃなくなる。 って、いつも思うんだけど、この緊急の場面で、そんな事やってる場合か。子供じゃないんだからさ。仕事に集中しろよ。 さらに、今回はクロエと元夫モリスの微妙な関係も描かれる。 前回、クロエに元夫がいた事にびっくりしたけど、このモリスが実はかなり優秀な分析官。ところが過去にアルコール依存症だったことがあり、それが原因でクロエと別れたらしい。 それだけでなく、モリスは核兵器の起爆装置にも詳しくて、途中でテロリストに誘拐され拷問されて、起爆装置を作ってしまう。 今回は拷問シーンがいつになく過激。モリスは電気ドリルで肩に穴を開けられる。こんなのテレビで放映していいんでしょうか。 その割に、救出された後大して痛がりもせず、CTUで任務を続ける。みんな丈夫だわぁ。 スキンヘッドで独特の風貌のモリスですが、声だけはめっぽう素敵。わたくし、大いに気に入りました。 後半になると、テロリストにロシア人が加わる。全く、アメリカって国は世界中のテロリストに狙われていると思いたいらしい。なにしろこの後、ジャックを拷問した中国人のチャンまで出てくる。 そしてこのロシア人テロリストの捜索に加わりたいと名乗りを上げるのが、国家反逆罪で拘束されている元大統領のローガン。もう相変わらずなんでもありです。 でも結局上手くいかなくて、ジャックが今度はロシア大使館に侵入して、ロシア人外交官の誘拐を試みる。ったく、中国で懲りたんじゃないのかと周囲も呆れ顔。 誘拐には失敗したものの、官邸がなんとかロシアの大統領を説得して、お目こぼしをしてもらったおかげで、ロシアで拷問される憂き目にだけは会わずにすみました。 「24」って大体いつも、前半と後半で局面が変わるんだけど、今回は事が核兵器だけに3分の2まではそれの奪還に終始し、もちろん最後にはテロリストのアジトに突入して、核兵器の回収に成功する。 そしてそれ以後、核兵器の基盤を巡って中国とロシアが絡んでくる。そしてなんとオードリーが中国人に拉致されていることがわかる。 オードリーと聞いて目の色が変わるジャック。なにしろ今だにオードリーにメロメロなんだなあ。 なんとか奪還には成功するものの、拷問されたオードリーは正気を失っており、ジャックはオードリーの父親の元国務長官ヘラーに、二度とオードリーに近づかないよう警告されてしまう。 そして最後の最後に再び登場する、フィリップ・バウアー。今度は中国と手を組んで、孫のジョシュを手に入れようとする。 どんな冷血漢でも、一人で生きるのは辛いらしい。 チャンの一味はCTUに押し入り(またですか)、そこでまたまたショックな事が・・・・・。もう、CTU押し入られ過ぎです。 最後の最後に父親はジャックと対決する事になるのだが、さすがにジャック本人の手でケリをつけるような結末にはなっていない。 そしてオードリーをあきらめ切れないジャックは、銃をもってヘラー長官の家に押し入るのだけれど長官に、「君はオードリーを幸せに出来ない。君の奥さんだってそうだったじゃないか」と言われてしまう。そう言われるとぐうの音も出ない。 昏々と眠るオードリーを見つめた末、別れを告げるジャック。 命を賭して国のために戦い続けたジャック・バウアーがやがて見たもの、それは妻も娘も親も兄弟も恋人も失った孤独の深淵だった。 そんなジャックの孤独がしんしんと胸に突き刺さる、何時になくしんみりとしたラストシーンでした。切ない。 今回政権内部の対立の煽りをくって、カレンと夫のビル・ブキャナンが退職します。次回の出演があるかどうかは微妙なところ。 ビル・ブキャナン、結構好きだったんだけど残念です。 現在の代理はナディアだけれど、次回からはどんな上司が来るのやら。 今回の「24」でアメリカは核攻撃を受けるが、その後の様子は画面には殆ど出てこない。 核攻撃後の都市の様子がテレビドラマで描写出来る範疇でないのは当然だろうという事は、日本人なら判る。 アメリカで今夏、原爆投下後の広島と長崎のドキュメンタリー「ヒロシマナガサキ」が全国的なネットワークを持つケーブルテレビで放映された。 これがこのドラマの影響かどうかはわからないが、アメリカ人は昨今、自国の核攻撃の可能性が無きにしも非ずという気持ちになっていて、だから見てみる気になったのかもしれない、核攻撃の結果を。 だって1995年にスミソニアン博物館が、原爆展を行おうとした時には、猛烈な反対にあったんじゃなかったっけ。 勝手なもんだと思わないでもないけど、見る気になっただけでもましだろう。 ドラマの影響も馬鹿にならないのかもしれないなあ。
by chiesan2006
| 2007-12-08 23:21
| 海外ドラマ
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