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2008年 03月 31日
3月に観た映画
ボンボン(DVD) アルゼンチン 83点 主演のおじさんの表情が抜群に良い。 犬の種類には結構くわしいけれど、この映画に出るドゴ・アルゼンティーノという犬種は知らなかった。 あらあら、というようなユーモアいっぱいのラストも秀逸。 パラダイス・ナウ(DVD) パレスチナ 88点 ブログでも書いたけど、とにかく考えさせられた。 イギリス映画に出てくるような、痩せて背の高い若者が、体に爆弾を巻いて歩き廻るシーンはへたなサスペンスドラマよりスリリング。 紛争地域の映画にも関わらず、静かで暴力的ではない演出が、却って効果的。 それでもボクはやってない(テレビ) 日本 85点 周防監督はいつも着眼点が面白い。 地味な内容をオーソドックスな手法で撮っているが、最後まで飽きさせない。 おなじみの俳優も何人か出演しているが、なんといっても主演の加瀬亮が良い。 嫌われ松子の一生(DVD) 日本 60点 テレビで観た同監督の「下妻物語」がなかなか面白かったので、この映画も観てみたが、こちらはちっとも良くなかった。 この監督の手法はせいぜい20歳くらいまでの人生を描くのには良いが、大人の女の人生を描くのには適さないということか。 主演も中谷美紀じゃないほうが良かった。 バンテージ・ポイント(劇場) アメリカ 73点 8つの違った視点で語られるという手法が面白いが、それ以外は従来のアクション映画の域を出ない。 ただ出演者の顔ぶれは豪華。 ダージリン急行(劇場) アメリカ 75点 オフ・ビートという振れ込みだがそれほどでもない。 私としては、カメオ出演のビル・マーレーが一番印象に残った。 ラスト・キング・オブ・スコットランド(DVD) イギリス 65点 主演のフォレスト・ウィテカーがアカデミー主演男優賞を獲得した作品。 ラスト近くでおそろしく残虐なシーンがあって閉口した。 フォレスト・ウィテカーが熱演しすぎて不気味。 ペイチェック(テレビ) アメリカ 68点 序盤は面白かったけど、終盤になると所謂アメリカのアクション映画になってしまってつまらない。 ベン・アフレック、がんばらないと弟に追い越されそう。 ノー・カントリー(劇場) アメリカ 88点 やっぱりコーエン兄弟って才能があるなあと思わされた。 それと主演の3人はもちろん、出演者たちそれぞれの存在感が凄い。監督は俳優選びも上手い。とにかく見ごたえのある映画でした。 ボルベール(DVD) スペイン 67点 アルモドバル作品特有のカラフルな色合いの映像で悲劇的な物語が語られるが、ほとんど悲壮感はなくむしろ明るい。 先のブログにも書いたように、アルモドバル作品はいまいち乗れない。 華麗なる恋の舞台で(DVD) アメリカ 72点 イギリスを舞台にしているがアメリカ映画。 とにかくアネット・ベニングばかり目立った。みものだったのはいつも強面のジェレミーアイアンズがコミカルな演技をするところ。 衣装とインテリアはとっても素敵だった。 3月に読んだ本 数学的にありえない(上)(下) アダム・ファウアー 67点 昨年の「このミス」海外ミステリー部門で第5位になった作品。 作者はもともと統計学者だそうだが、理系の人の書いたミステリーってなんだかいつも面白くない。 雰囲気としては「ダヴィンチ・コード」と「パラサイト・イヴ」を足して2で割ったような感じ。 あるスキャンダルの覚書き ゾーイ・ヘラー 72点 同名の映画の原作本。映画でジュディ・ディンチが演じた役柄は映画ほど扇情的ではなく、映画で私が寛大すぎると思った夫は全く寛大ではない。 小説はあくまで個人の独白だが、映画はより客観的でドラマチックだ。小説のラストの一言が、映画全体の雰囲気を決定しているといっても過言ではない。 灯台 P・D・ジェイムズ 74点 イギリスの大御所女性ミステリー作家の最新作。プロット、人物描写、トリック等どれをとっても相変わらず緻密。 齢85歳にして全く衰えることを知らない筆力は脱帽するしかない。 パーチウッド ジョン・バンヴィル 75点 イギリスのブッカー賞作家の28歳の時の作品。 佐藤亜紀が激賞する作家だけあって、時代掛かった物語が幻惑的でシニカルな語り口で語られていく。 日本人の佐藤亜紀がヨーロッパを舞台の小説を書くのとは、精神的なバックボーンの違いが感じられるのは当然だろう。 アムステルダム イアン・マキューアン 80点 こちらは98年のブッカー賞受賞作。題名にすでに皮肉が含まれている、ミステリー仕立ての中篇。 ブッカー賞ってイギリスの芥川賞のようなものと思っていたので、このような小説が受賞作というのは意外だった。 ご本人もこの作品で受賞したことは意外だったらしい。 世界一身近な世界経済入門 門倉貴史 62点 たまには経済のお勉強でもしようかと思ったが、8割くらいはテレビのニュースを見ていればわかることだった。 世界は既に「BRICS」の次に来る「VISTA」という国々に注目しているそうな。 充たされざる者(上)(下) カズオ・イシグロ 77点 こちらもイギリスのブッカー賞作家がブッカー賞受賞後に書いた作品。それまでの作品と全く作風の違う、まさにカフカ的迷宮の世界。 苦手な人は全くだめだろうけど、わたしはこういうのは結構好き。 イシグロはこの作品以後、もう「リアリティの作家とは言われたくない」と言ったそうだ。 荊の城(上)(下) サラ・ウォーターズ 78点 こちらは2005年の「このミス」海外ミステリー部門で第1位に輝いた作品。英国推理作家協会のダガー賞という権威ある賞も受賞した。 いまミステリー界では話題の作家。オカルト仕立ての前作よりは楽しめたものの、正直言ってなんでこんなに長い話にする必要があったのという感じだった。 特に終盤をもう少しコンパクトにまとめてくれたらよかったのに。
by chiesan2006
| 2008-03-31 21:53
| 映画と本
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