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2009年 03月 30日
私が80年代に洋楽を聞くようになったのは、ポリスと「ベスト・ヒット・USA」がきっかけだったと何回か前に書いたけれど、実はさらに10年ほど前の60年代の終わり頃にも、洋楽を夢中で聞いていた時期がある。
ただその後、吉田卓郎や古井戸というフォークグループに嵌ったり、クラシックやジャズに嵌ったりで、ロックやポップスから離れてしまった時もあった。 60年代に「ベスト・ヒット・USA」に相当するのが、大橋巨泉が司会をやっていた「ビート・ポップス」というヒットチャート番組。 それ以前も日本のポップスは洋楽のカバー曲がとても多く、そこへビートルズが来日したり、欧米のロックやポップスの影響で日本でもグループサウンズが大人気になったりで、若者の間でニーズが高まったせいか、その頃始まったラジオの深夜放送で盛んに洋楽が掛かるようになっていたのだが、そこに満を持したように登場したのが、土曜の午後放送のこの番組。 「ビルボード」や「キャッシュボックス」などのアメリカやイギリスのチャート雑誌を元にしたヒット・チャート番組で、確か当時では珍しかったアーティストのプロモーションフィルムも、時々流れたような記憶がある。 とにかくこの番組を見て深夜放送を聞くというのが、当時の中学生や高校生のステータスだった。 大橋巨泉って今でこそおしゃべりな変わったおじさんだけど、その頃は一時期の秋元康を凌ぐほど注目の人だった。にもかかわらず、カウシルズというグループの人気が出ると、「牛も知ってるカウシルズ、ウッシシ」なんていうおやじギャグを、若者向けの番組で平気で連発していた。 巨泉のギャグのおかげで、当時「ビート・ポップス」を見ていた人は、きっと誰でも覚えている「牛も知ってるカウシルズ」 ところが、当時の世相にはこういったギャグは寒いという認識が全然なく、あろうことか若者の間でも巨泉のギャクはばか受けだった。 要するに、今のおやじは若者の時からそんなギャグで育っちゃったんだから、今更違うギャグのセンスを身に付けろと言われても無理な話なのだ。 かく言う私も、おやじギャグは寒いところが面白い、などと思っているおやじギャグ肯定派です。 司会にはもう一人、音楽評論家の草分け的存在の星加ルミ子、そして今ではおひょいさんとして有名な振り付けしの藤村俊二もたびたび出演して、簡単な振り付けを披露するので、テレビの前でそれに合わせて踊ったりしていたものだった。 でもなんと言っても一番印象に残っているのは、後のジュリアナの原型ともいえる、お立ち台に乗って踊るミニスカートの女の子たち。 女の私だって「きゃーっ!凄い」と思ったのだから、男の子たちが夢中になるのは当たり前でしょう。その中から、小山ルミとか杉本エマといったアイドルみたいな子も登場した。 土曜の午後は学校が終わったらさっさと家に帰ってこの番組を見る、というのが1週間のしめくくりの習慣になっていた。 ビートルズの曲をちゃんと聞くようになったのも、この番組とラジオの深夜放送のオールナイト日本からだった。 ビートルズは今でこそ伝説の存在のようになっているけど、なにしろこの頃はまだ現役で、「ヘイ・ジュード」や「ゲット・バック」などいまだに耳にする曲をヒット・チャートに送り出していたし、いまでは大御所のローリング・ストーンズや、後にサタデー・ナイト・フィーバーを大ヒットさせたビージーズ、R&B界の大物オーティス・レディング、フランスのアイドル歌手シルヴィー・ヴァルタン、それから当時とても人気のあったウォーカー・ブラザース等等〃、この番組でとにかく多くのアーティストを知った。 当時大人気で私も大好きだったウォーカーブラザース。ヴォーカルのスコット・ウォーカーはU2のヴォノにも影響を与えた。 前にも書いたけど、私はビートルズをリアルタイムで聞いていた割には嵌った事はなく、その頃好きだったのはビートルズに対抗してアメリカでつくられた、モンキーズ。これには間違いなくテレビが影響した。 私は子供の頃から押しも押されぬテレビ好きなので、何かに嵌るのもテレビに影響される事が多く、洋画が好きになったのも「日曜洋画劇場」がきっかけだったし、この前書いたように、80年代に洋楽を聞くようになったのも「ベスト・ヒットUSA」の影響が大きかった。なにしろこの番組が終わってしまったら、洋楽を聞かなくなってしまった位だから。 2000年代にはテレ東の「ジャパン・カウント・ダウン」を見ていて、Jポップに興味を持った時期もある。 というわけで、この頃放送されていた「ザ・モンキーズ」が楽しくて、楽しくて。あっという間に大ファンになってしまった。 モンキーズの中では、ヴォーカルのデイビー・ジョーンズが一番人気だったが、ミーハーなくせにちょっとへそ曲がりの私は、中でも一番地味なリーダーのマイク・ネスミスのファンだった。 当時嵌ってたモンキーズ。左から2人目がマイク・ネスミス。 ところで、当時の事を書いたのでついでにと言っては何だけれど、この頃若者の間でブームだったのは洋楽だけではなく、皆様ご存知のようにグループサウンズが正に熱狂的な人気だった。 ご多分に漏れず、わたしも「テンプターズ」の萩原健一ことショーケンが大好きだった。 その頃銀座にアシベというライブハウスがあって、クラスの中にそこに入り浸っている友達がいた。 銀座ACB(アシベ)は元々はジャズ喫茶だったのを、ロカビリーブームに乗って平尾正明などがライブを行ったのをきっかけに、多くのバンドがライブを行うようになり、この頃は女子学生の人気スポットになっていたお店。 私のクラスメートはどこそこのグループのメンバーとは顔見知り、みたいな事を言っていたけれど、中学生の経済力では出待ちして、ちょこっと話す位が関の山だったのでないかと思うのだが。 ところが一度、その子に連れられてクラスの女の子4、5人で、土曜の午後にそのお店に行った事がある。確か親には内緒だった。 その時にはお小遣いを持って、店の中にも入った。しかも制服のままで。 こんな事を言うと言い訳がましいけど、当時の私は親が怖くて不良になれるような度胸もない、しごく真面目な中学生だった。 今にして思えば、土曜の午後のまだ明るい時間帯に、ジュースを飲みながらライブを聞くのだから、別に悪い事をしているわけではないし、中には他校の制服を着た女の子たちもたくさんいたのだが、なんだか不良になったような気分でどきどきしながらも、ステージのまん前の席でテンプターズのライブを見たのを覚えている。 今となったら良い思い出だ。連れて行ってくれてありがとう、岡田ひとみちゃん。 今回この記事を書くので例によってWikipediaに行って調べてみたら、「ザ・モンキーズ」や「銀座ACB」、更には「小山ルミ」の項目まであるのに、何故か当時若者に大人気だった「ビート・ポップス」の項目だけはなかった。 何故でしょう?お願い誰か書いてちょうだい。
by chiesan2006
| 2009-03-30 16:05
| 音楽
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