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2009年 12月 09日
いつだかわからない、過去。ダーマ・イニシアティブがまだ島にいた頃。 今まで何度もビデオ画面に登場したダーマのチャン博士が、オリエンテーション用の撮影を行っている。 するとそこへ、オーキッドで問題が発生したと知らせが来る。 削岩工事をしていたら岩に挿したドリルが溶け、作業員が頭を抱えて倒れたというのだ。 超音波で調べたら、岩の奥に空洞があり、こんなものが写ったと作業員がみせた画像には、例のベンがまわしたハンドルが写っていた。 チャン博士、ここには無限のエネルギーが眠っていて、それを使えば時間を操ることも可能だという。 エネルギーが漏れたら何が起こるかわからないので、博士ただちに工事をストップさせる。 ところがその作業員の中に、なんと物理学者のダニエルが混ざっていたのだ。 島から脱出したジャックの所に、棺に入ったロックと共に訪ねてきたベン。 今度はハーリーを迎えにいくと言う。 こんなことになったのは、ジャックが島を出たからだし、ハーリーの後はサン、サイード、ケイトも迎えに行くとも。 ベンは最後にロックに会ったのは、島の温室の地下だった言った。 ロックは以前ジャックに合った時、皆が島に戻らないと島に残してきた全員が死ぬと話したが、ジャックは島が動いた後の事は何も聞いていなかった。 3年前、ベンがハンドルを動かしたら島のあたり一体が光って、ジャックたちが船から見ていたら島が消えてしまった。 逆に島から見ていたソーヤとジュリエットには、船が消えたように見えた。 その時、島でリチャードといたロックの目の前で、リチャードも消えた。 島ではキャンプがなくなってしまった。食料もなにもかも。 するとボートのダニエルが戻ってきた。ダニエルはまたあれが起こる前にダーマの基地のハッチに所に行こうと言い出す。 島から脱出したケイトのところに、弁護士と名乗る男二人が来る。 ケイトとアーロンの親子関係を調べたいので、血液サンプルを欲しいと言う。 裁判所命令もあり、ケイトが拒否したら保安官を連れてくると言う。 弁護士たちを追い返し、慌てて荷造りしてアーロンを連れて家を出るケイト。 島。ソーヤがダニエルに説明を求めると、ダニエルは我々は時間から飛び出したんだと言う。時間を移動したんだと。 一人で別行動していたロック。すると目の前で小型機が墜落。以前ミスターエコーの弟が乗っていて墜落した機。つまり島は過去に戻ってしまったらしい。 ロックが調べようとするとどこからか狙撃され、脚を撃たれてしまう。 そこに現れたのはイーサン。イーサンがロックを撃とうとするとまた光が。 そしていきなり夜になった。何時かはわからない。 脱出組のサンが韓国からロスに飛ぼうといている。 すると通関でひっかかって、警備の部屋に閉じ込められる。 そこに現れたのはウィドモア。 ウィドモアがサンに、我々の共通の利害とは何だと聞くと、サンはベンを殺す事と答える。 ベンと一緒に部屋にいるジャック。 テレビではハーリーが面会者を殺して逃げたと言っている。実は殺したのはサイードなのだが。 一方、ハーリーとサイード。 サイードは2年間ベンの下で働いていたと言い、ハーリーに今度ベンに会ったら、ベンの言うことの逆をしろと言う。 二人がサイードの隠れ家に来ると、突然二人の男に襲われ、サイードが麻酔銃で撃たれる。 島。夜の森を歩くソーヤたち。 ハッチの所に付くが、ハッチは吹っ飛んだ後だった。つまり今はみんなが島に来た後の時間らしい。 ジュリエットがだったら浜に戻って、皆に船で出発しないように忠告しようというと、ダニエルが、いくら過去に戻っても起こったことは変えられないと言う。 ソーヤが疑うと、ダニエルはノートを出し、自分は時空の研究に人生を捧げてきたし、ダーマ・イニシアティブに関して調べた事がこのノートに全部書いてある、だから判るんだと言う。 その頃脚を撃たれて動けないロック。 するとそこに松明の光が見え、リチャードが現れる。全く神出鬼没なリチャード。 リチャード、ロックの脚から弾を取り出す。 リチャードはロックに、また時空移動するから急いで話すと言い、今度自分にあった時は自分は君の事がわからないだろうからその時はこれを見せろといって、磁石を渡す。 さらに、島の皆を救うには、島から出た人間を説得して連れ戻すしかないと言い、その際君は死ななければならないと言う。 と、また光が。 今度は昼間。リチャードは消え、でもロックの手には磁石が。 こちらはソーヤたちの方。 時間が後戻りして、吹っ飛んだはずのハッチが現われた。 ソーヤは裏口からハッチの中にいるはずのデズモンドを呼んで、中の食料を貰おうと言う。 でもダニエルが、起こったことは変えられないからいくら呼んでも無駄だと言うのだ。すると怒るソーヤ。 ジュリエットが宥めてビーチに連れて帰る。 後に残ったダニエルとシャーロット。するとシャーロットに鼻血が。 ダニエル、鼻血の理由を何か知っていそうだが、黙ってシャーロットをビーチに行かせる。 ダニエルは一人残ってノートを調べる。 そして何かに気づき、さっきソーヤには無駄だと言ったにも拘らず、自分で裏口をどんどんたたくとやがてデズモンドが現れる。 ダニエルがデズモンドに、自分はダニエル・ファラデーと言うが、君はルールと無縁の人間だ。もし島を脱出したらオックスフォード大学に行き、ぼくの母親に会って・・。 と言ったところでまた光が・・。 島から脱出したデズモンド。 ペニーと一緒に船上生活している。脱出してからもう3年経っている。 デズ、夢で突然ダニエルのことを思い出し、オックスフォードに向かう。 ジャックとベン。 ベン、6時間後に迎えに来るから大事なものを荷造りしておくようにとジャックに言っている。もう戻れないからと。 自分はロックの棺を安全なところに移すと言う。 サイードを連れて車で移動するハーリー。サイード目が覚めない。途中で歩道に乗り上げ、パトカーに止められる。 そこに現れたのはなんとアナルシア。ハーリーの幻覚か。アナルシア、ハーリーにもっと気をつけなければダメよ、と忠告し去る。 ハーリーの家。父親が一人で食事をしていると、ハーリーがサイードを連れてくる。 するとロス市警が来て、ハーリーが3人殺したと言うのでびっくりする父親。でもなんとか誤魔化す。 サイードは相変わらず目ざめない。 LAの肉屋にベンがロックの棺を預けに来る。どうやら他の者たちはLAにもいるらしい。 ベン、彼に何かあれば、我々の計画が水の泡だと言う。ロックは本当に死んでいるのか? 島のビーチ。 何もなくなってしまったので、とにかく皆で火を起こそうとしている。 そこにダニエルが戻ってくる。 ダニエル、島から抜け出すには新しい方位を確定しないとと言う。 皆が火起こしにやっきになっていると、突然何者かに火矢で襲撃される。 ソーヤとジュリエットは川のほうに逃げる。 車で移動中のケイトのところに電話が。ケイト、30分後に会う約束をする。 LA のホテル。ケイトとサンが会う。 ケイトは弁護士が来たことをサンに話す。嘘がばれたんだ、と。 でもサンは、嘘がばれたんじゃない。誰かがアーロンを取り上げようとしているんだと言う。 サンが、そうなったら相手を処分してと言うので、ケイトが、私をどんな人間だと思っているのと訊ねると、サンは島から逃げる時ケイトがジンを置き去りにした事を持ち出し、あなたはいざとなったら何でも出来る人よと言う。 サンからそう言われ、ショックを受けるケイト。 でもサンは、あの時はああするしかなかった。責めている訳じゃないと言う。でも、責めているように見えるけど・・。 ハーリーの父親がジャックのところにサイードを連れてくる。 ジャックはサイードを病院に連れていく。 ハーリーの父親、ジャックにハーリーには近づくなという。 ハーリーの家では母親が、サイードが何物なのか、なぜハーリーが狙われるのか知りたがる。 本当のことを話してというので、ハーリーが本当のことをかいつまんで話すと、母親は話は全く判らないけど信じると言った。さすがお母さん。 ハーリーはこんな事になったのは、皆が嘘をついたからだと泣く。 病院。サイードの手当てをするジャック。 サイード突然目覚める。 ハーリーの家にベンが来て、一緒に来るように言う。ジャックも一緒だとも。 ベンが、一緒に島に帰ればもう嘘をつく必要もないというのでハーリーの気持ちが動くが、サイードの言ったことを思い出し、わざと警察に捕まる。 ソーヤとジュリエット。 兵隊風の男たちに捕まる。兵隊、我々の島で何をしていると言う。 答えないとジュリエットの腕を切ると言われるが、そこにロックが来て二人を助ける。 場面変わって、なんだか暗い研究室のようなところ。 マントを着た女性がコンピューターに向かっている。 その後女性が礼拝堂のようなところに行くと、そこにベンがいて進展は?と聞くと、あったわよと答える。 ベンが、問題が起きたと言うと、女性は、急がないとあと70時間しかないと言う。 ベンは、レイエスを逃がした。全員戻らないとどうなるかと聞く。女性は、神に祈ることよと言う。意味不明だ。 この女性は以前チャーリーが未来にタイムスリップしちゃったときに出てきた人だ、確か。 3年前のデズ。フィリピンにいて、ペニーが船で男の子を出産する。 現在、ペニーは反対するがデズはオックスフォードに行こうとしている。 デズ。ダニエルが、君だけがみんなを助けられると言ったんだとペニーを説得。 ペニー、二度と島に戻らないと約束してと言うのだが。 ソーヤたち兵士を捕まえている。 ソーヤがロックにどこにいたと聞くと、ロックはそれを聞くならいつ、だろうと言う。 兵士たちがラテン語を話したのでジュリエットが通訳する。兵士たちはどうやら他の者たちらしい。 ジュリエットが兵士の一人を説得してキャンプに案内させようとすると、もう一人がそいつを殺して逃げる。 その頃、ダニエル、シャーロット、マイルズたちが川に向かっている。 川に付いたがソーヤたちがいない。その上爆弾が仕掛けられていて、さっきソーヤたちを捕まえた兵士の仲間が来た。リーダーは女性。 ダニエル、他の仲間はどうしたと責められる。 ダニエルたち。どこかのキャンプに連れて行かれるとリチャードがいた。 リチャード、目的は爆弾だろうという。 リチャードはダニエルたちを米軍の関係者だと思っていて、水爆を回収に来たと思っているらしい。どうやら時代は米軍が南太平洋で水爆実験を行っていた頃のようだ。 でも、その外装に問題があって放射能が漏れているらしい。 ダニエルは、自分には爆弾を処理する技術がある。自分が爆弾を不活性化させないと全員が死ぬと言う。リチャードがそう言っておいて実は爆発させるのでは疑うと、ダニエルは、僕はここにいる女性(シャーロットの事)を愛しているからそんな事はしないという。 リチャード、とりあえずダニエルに処理をさせる事にする。 リチャードはダニエルに、米軍が来てキャンプを始めたので立ち退くように説得したが聞かないので殺したと言った。 デズ。オックスフォードにいってファラデーの母親を探す。が記録がない。 物理学科の部屋に勝手に入り込む。 そこは以前、ダニエルがネズミの脳で時空移動の研究をしていた部屋だった。 そこへ掃除の男がやって来て、ファラデーの記録がないのはファラデーが以前、女をあんな目に合わせたからだと言う。 掃除の男からその女性の住所を聞いて訪ねると、その人は寝たきりの状態で、どうやら今でも時空の中を行ったり来たりしているらしい。 その人の姉という人が、ダニエルはこんな妹を捨てて、アメリカに行ってしまった。ウィドモアさんがいなかったらどうなったかわからないと言った。 なんでもウィドモアがダニエルに研究資金を出していたのだそうだ。驚くデズ。 ロックたちは逃がした兵士の後を追って、他の者たちのキャンプに。そこでリチャードを見つける。 ダニエル、女性兵士と一緒に爆弾のところに来て爆弾を調べ、亀裂を発見する。 ダニエルは水爆を埋めろと言う。 そこへソーヤが来て女性兵士に銃を向けたので、兵士投降する。 デズ。ウィドモアのオフィスに乗り込み、ダニエルの母親の居所を聞く。 ウィドモアはダニエルを島に送り込む10年も前から、ダニエルの研究を援助していたのだった。 ウィドモアはLAの住所を教えるが、母親にあったらこの問題から手を引け、これは大昔から続く問題なんだと言う。 ペニーのところに帰ったデズ。ウィドモアが関係していた事で動揺し、LAには行かないですべて忘れると言うが、ペニーはあなたには無理だから一緒に行くと言う。 島のキャンプ。 ロックがリチャードに会いに行く。 リチャード、この時はまだロックを知らない。リチャードいわく、今は1954年なんだそうだ。ロックが生まれたのがその2年後。 ロックが、自分はジェイコブに遣わされたと言い、君が僕に島を出ろと言ったんだから島の出方を教えろと言うが、リチャードは納得いかない。なにしろ未来の事だから。 ロックはさらに君が僕をリーダーだと言ったんだと言う。 ところで、驚いた事にさっき逃げた若い兵士。実はチャールズ・ウィドモアだった。 と、その時また光が。 次の瞬間キャンプもリチャードも消えていた。 そこにいたのはロック、ソーヤ、ジュリエット、ダニエル、シャーロット、マイルズの6人だけ。 ダニエルはシャーロットに駆け寄るが、シャロットは益々具合が悪くなり、鼻血をたくさん出して倒れてしまう。 感想 今回からフラッシュバックシーンがなくなり、話は島内と脱出した人々の物語に分かれるが、島が時空移動してしまうために相変わらずややこしい。 それに新しく謎の女性も現れる。 それにしても、島外の他の者たちの仲間って、一体どれだけいるんだろう。 それに、全然歳をとらない神出鬼没のリチャード。 でも流石に、生まれる前のロックまでは知らなかったんだねえ。 大体、今島に残った生存者って何人くらいいるんだろうか?そして時空移動は止められるのだろうか? とまったとして、ちゃんと今の時間に戻ってこられるのだろうか? 相変わらず疑問は尽きない。
by chiesan2006
| 2009-12-09 13:38
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