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2008年 10月 01日
(採点はあくまで私の主観に基づいていますので、私のレベルが低いせいで理解が及ばす、伸びない場合も多々ありますので悪しからず)
9月に観た映画 イントゥ・ザ・ワイルド (劇場) アメリカ 94点 昨年の賞レースで話題になっていたものの、監督がショーン・ペンだというので期待と不安間半ばといった感じで観に行ったが、とにかくとても良い映画だった。 主演のエミール・ハーシュをはじめ、若手もベテランも良い俳優が多数出演していて、特にアカデミー賞にノミネートされたハル・ホルブルックスの演技には感動した。 ゼロ時間の謎 (DVD) フランス 78点 アガサ・クリスティーのミステリーをフランスのフランソワ・オゾン監督が映画化。 古い屋敷に集まった人々の間で連続殺人が起こるというありがちな内容だし、序盤は盛り上がりに欠けるので借りたのは失敗かと思ったが、後半になると俳優の演技が熱を帯び、フランス風のユーモアも加わって俄かに面白味が増す。 「ぼくを葬る」で線の細い青年を演じていたメルヴィル・プポーの、イメチェン演技が見物。 サラエボの花 (DVD) ボスニア・ヘルツェゴビナ オーストリア等 83点 女性監督ならではの視点で、紛争後に生きる母娘の姿を描いている。 紛争直後にニュース映像で見たサラエボに比べ、街は美しく変化しているが、人々の心の傷はそう簡単に癒えはしないということを思い知らされると同時に、新しい世代の人々に対する希望も感じさせられる秀作。 12人の怒れる男 (劇場) ロシア 93点 巨匠ニキータ・ミハルコフが50年代のアメリカ映画を現代のロシアに置き換えリメイク。 現代ロシアの抱える問題を盛り込む重厚な作品ながら、エンターテイメントとしても見ごたえがある。 昔から優れた芸術映画を作ってきたロシア映画界。 最近はいささか低迷気味だったが、「ナイト・ウォッチ」「デイ・ウォッチ」でハリウッドに進出した ティムール・ベクマンベトフ なども現れ、復活の兆しが。 ゴーメンガースト (DVD) イギリス 90点 BBCが作ったテレビ映画だが、レンタルで観てあまりにも面白かったのでDVDを買ってしまった。 ジャンルはファンタジーだが魔法も幽霊も怪物も出現しないという点では異色作。 まるで舞台劇のようにすべての俳優がオーバーアクトだが、この映画にはそれがぴったり嵌る。 さすがにイギリスの演劇界は奥が深い。 さよなら、さよならハリウッド (DVD) アメリカ 70点 ウディ・アレンが神経症で目の見えなくなってしまう監督を演じている。 ウディの映画がマンネリ気味なのは判っていてそれでも大好きだけど、この映画はあまりにもいつもと同じすぎで、新味がなさすぎる。 ウディはこの後アメリカで2作撮り、それ以降はスカーレット・ヨハンソンを使って全てヨーロッパで撮っている。 ハリウッドにさよならして、何かをチェンジしたかったのかな。 ベオウルフ・呪われし勇者 (DVD) アメリカ 82点 ロバート・ゼメキスがモーション・キャプチャー技術を駆使して作ったフルCG映画。 あまり期待しないで観たが、元々こういった英雄伝説は好きなので内容には凄く引き込まれたし、映像も悪くなかった。 でもやっぱり実写プラスCGにして欲しかった。予算の関係だろうか。 登場人物の殆どは実物の俳優にそっくりだが、ベオウルフを演じるレイ・ウィンストンだけは著しく違うため、誰だか全然わからなかった。 9月に読んだ本 煙突掃除の少年 バーバラ・ヴァイン 76点 P・Dジェームズと並ぶ、イギリスミステリー界の重鎮ルース・レンデルがバーバラ・ヴァイン名義で書いている小説の2002年の作品。 でも別名にするほど差はないんじゃないの、といつも思う。 著名な作家が死んだら、その人が実は別人を名乗っていた事がわかり、娘が過去を調べるといった内容なのだが、別人に成りすましていた原因の一つは、だってそれしかないじゃない、という感じで早い段階で予想出来てしまう。 P・Dジェームズ同様、72歳にしてここまで密度の濃い作品を書けるパワーには敬服するが、内容的はいまひとつ。 青い虚空 ジェフリー・ディーバー 78点 ディーバーの長編はこれ以外には「魔術師」しか読んだ事がない。 今回はハッキングの世界を描いている。 題名はネットの世界を指すディーバーの造語だそうだ。 一般のパソコンユーザーにもわかるようにハッキングの説明を入れながら、複雑なプロットを組み立てるその筆力には感心するものの、「魔術師」の時にも感じた、あまりにもどんでん返しが多すぎて、却って推理の妙味が削がれる感じは、この作品も同様だ。 書を読んで羊を失う 鶴ヶ谷真一 75点 書物と作家を巡る様々なドラマを綴ったエッセイ集。 品格ある名文章だとは思うものの、取り上げられている作品と作家がちょっと古くて読んだ事のない場合が多く、あまり興味が持てなかった。 要するに私が無教養だということに尽きる。 題名は荘子の故事に拠るものだそうだ。 悪魔はすぐそこに D・M・ディヴァイン 78点 ディヴァインは、いわゆる本格ミステリーあるいはパズラーというミステリーの王道ともいえるような小説を、60年代から70年代に掛けて書いた作家。 90年代に初邦訳が出た時に読んで、面白くて出るたびに読んでいたけど、4冊出版された時点で出版社がつぶれた。 久しぶりに出版されたこの作品は、大学という閉鎖された世界で起こる殺人という点で、ドロシー・セイヤーズを思い出させる。 案外早い段階で犯人の見当がついてしまったが、動機までは読めなかったので、まあ合格点。 人間の境界はどこにあるのだろう? フェリペ・フェルナンデス・アルメスト 88点 人間の定義を1つずつ突き詰めて考えていくと、類人猿と人間の間にはそれ程の違いはないという事が、現在の研究ではわかってきているらしい。 未来において遺伝子工学や人工知能の研究が進んだ場合、人間を定義するのは更に難しくなるかもしれないそうである。 人間は別に特別ではないんじゃないの、と薄々は思っていたが、この本を読んで更に納得した。 クオリア入門 心が脳を感じる時 茂木健一郎 75点 前述の本に「心というのが脳ということばを魅惑的に言い換えただけのものなのか」という問いかけがあったが、それを研究する心脳問題という学問を、一般人向けに解説した入門書ともいえるのがこの本。でも、入門書といえどもかなりむずかしい。 内容がわかるかわからないはともかく、化学の本を読むと、科学者の忍耐力と探究心の強さにいつも驚かされる。
by chiesan2006
| 2008-10-01 21:36
| 映画と本
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