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2009年 06月 28日
一昨日の朝、ワイドショーの「とくダネ!」をつけたら、「マイケル・ジャクソン呼吸停止で病院搬送。死亡か?」というテロップが出ていてびっくりした。
でも最後に「か?」が付いていたので、またマイケルが何かやって騒ぎになっちゃっているのかな、位に思っていたらそのうちアナウンサーの坂井さんが「死亡は間違いないようです」なんて言い出した。 「10時半頃関係者による記者会見があるようです。」と言っていたので、その頃またテレビをつけたら今度は西川アナが「本当に残念です」と言っていた。 そうしたらその後見るニュースですべて、テレ東の経済番組にまでこのニュースが取り上げられ、大騒ぎになった。 確かにショックはショックだった。だって先日忌野清志郎氏が58歳の若さで亡くなってがっかりしたのに、マイケルはさらにそれより8歳も若い50歳。 でも、こんな事を言うとファンの顰蹙を買うかもしれないけど、マイケル・ジャクソンてなんだかあんまり長生きしそうな感じがしなかったから、びっくりはしたけど意外ではなかった。 なにしろ最近のマイケルってなんだか痛々しいというか、生きてるのが辛そうに見えた。 マイケル・ジャクソンがジャクソン5のリードボーカルとして登場し、天才的な歌唱力で世の注目を浴びたのが70年代の中頃。 でもその頃はまだ天才少年ではあったけど、スーパースターと呼べるような存在ではなかったマイケルが、真のスーパースターになったのは、80年代に入ってクインシー・ジョーンズと組んで出した「オフ・ザ・ウォール」が大ヒットした頃から。 私の印象も、ジャクソン5の頃よりその頃からの方がずっと鮮明だ。 でも、そんなのはまだまだ序の口だった。 このブログでも何回か書いているように、その頃からMTVというのが俄かに脚光を浴びるようになり、ミュージシャンはこぞってプロモーションビデオというのをつくるようになったのだけど、その頃発表した「ビート・イット」のプロモビデオの中で、マイケルは突出したダンステクニックを披露して世の中をあっと言わせた。 そのビデオのマイケルの、なんとカッコ良かったこと。 でも、それさえもまだ序の口だった。 さらにその後出した「スリラー」のプロモーションビデオで、マイケルは正にスーパースターから「キング・オブ・ポップス」になった。 このビデオ、とにかく長くて、テレビでもそう毎回フルバージョンが放送されるわけではなかった。だから、「今夜はフルバージョンでお送りします」とナレーションが入った時には、とにかくテレビの前にかじりついて、食い入るように見ていた。 その頃はまだ、家庭用のビデオデッキというのもそうそうは普及していなかったから、録画して好きな時に見ると言うわけにはいかなかったんだよね。 とにかく歌もダンスも半端じゃなく上手くて、その上演出も物凄く凝ってたこのビデオクリップは、何回見ても飽きる事がなかった。 「ビート・イット」や「スリラー」を含むこのアルバム、現在までに1億枚以上売れて、世界で一番売れたアルバムとしてギネスブックに載っているんだそうだ。 まあ、この記録はそう簡単には破れないだろうねえ。 さらにその後出した「バッド」というアルバムも絶好調。この頃が、正にマイケルの黄金時代だった事は間違いない。 でも、その後、私自身がMTVを見なくなってしまったせいもあって、マイケルがどんな曲を出しているのかは、良くわからなくなってしまった。 しかも、その後のマイケルに関して耳に入ってくる話題と言ったら、エンターテイメント的な内容より、度重なる奇行や整形などに関するスキャンダラスな事ばかり。 特別マイケルファンというわけではない私のような人間にとっては、とにかくあの外見の変化は異様としか言いようがなかった。 だって絶頂期の頃のマイケルは、鼻こそ多少整形してはいたものの、どこからどう見ても美形だったのに、何が気に入らなくてあんなに整形を繰り替えするんだろう、と不思議に思ったものだった。 そしてさらに、肌が真っ白になってしまった時にはとにかくびっくりした。 マイケルは自分が黒人だということにコンプレックスを持っていて、それで何回も整形を繰り返すんだというような噂も漏れ聞いていたので、肌の色もなんらかの方法で白くしたのかと思っていた。(そんな事が出来るのか、といった疑問もあったものの) ところが、ネットであちこちのニュースを読んでみると、あれは尋常性白班という病気のせいだったそうだ。 黒人の2%程が罹患する、決して珍しい病気ではないようなのだが、よりによって黒人の希望の星のような存在だったマイケルが、肌が白くなる病気になってしまうなんて、運命のいたずらとしかいいようがない。 マイケルは超ど級のエンターテナーであると同時に、人気絶頂の頃にもチンパンジーのバブルスを片時も放さず連れ歩いたり、遊園地のような自宅をつくったりと、溢れる才能とは裏腹に、とても繊細で内気な人という印象もあった。 マイケルにとって「キング・オブ・ポップス」の称号は、誇りであると同時に重荷であったかのかもしれないし、それを背負って生き続けるにはあまりにも繊細過ぎたのかもしれない。 あの、変化していく外見が、それを如実に物語っていたのかも・・。 7月には12年ぶりにロンドンでコンサートを行う予定で、死亡する12時間前までは熱心にその練習をしていたそうだ。 でも、デイブ・スペクターがあちこちのワイドショーで語っていた事によると、マイケルは多額の借金を抱えていて、それを返済するためにコンサートをやらざるを得なくなったのであり、本人はあまり乗り気ではなかった、のだそうだ。 デイブ情報の真偽のほどはともかく、マイケルは体調があまり思わしくなく、専属のドクターを雇ってコンサートに臨む予定だったと、ネットのニュースには流れていた。 スーパースターの苦悩なんて凡人には測り知れない。 マリリン・モンローだって、プレスリーだって、スティーヴ・マックイーンだって、決して幸せとは言えなかったようだ。 マイケルにマドンナのような強さがあったら良かったのに、とニュースを見ながら思った。 ご冥福をお祈りします。
by chiesan2006
| 2009-06-28 02:23
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